oecデザイン部に舞台撮影の依頼があり、静岡のAOIにて清水在住でイタリアに留学経験のあるメゾソプラノの声楽家「相山三紀」さんのリサイタルを撮影させていただきました。
このホールは以前に「秋吉敏子」さんのライブに観客として行ったことがあったのですが、その時の印象は「反響が強すぎて、聴きづらいなあ。」というのが正直な感想でした。
でも、今回相山さんの歌声を聞かせてもらって印象がガラリと変わりました。
左の写真はいろいろなアングルから狙った中の一枚で、2階席の一番後ろから撮ったものですが、1階で聞くのと変わらない声量で届いてきました。
よく考えたらこのホールの売りは、写真では暗くアンダーで見えませんが、正面に数億円のパイプオルガンが鎮座しています。そのオルガンのために設計をした、云わばクラシックのためのホールだったのです。ですから前述のJAZZピアノの演奏が良くなかったのも頷けました。
相山さんのお声とホールの相乗効果で、それはそれは素晴らしいリサイタルでした。
ちなみに実はこの相山さん、折戸の素敵な自転車屋さんの「おおむらサイクル」さんに併設されている「ARMO CAFE」にも出ていらっしゃいます。「ARMO CAFE」のパニーニは本物のイタリアの味でお薦めです。
サイクリングの途中でお茶できる自転車屋さんって、あんまりないですよね。看板犬の可愛らしいチワワのワンちゃんにも会えるかも。